森の居場所作り騒動記-3
- 根本秀嗣
- 3月6日
- 読了時間: 4分
2025年1月18日(土) 秦野市からのご依頼で「里山ボランティア養成研修 第7回」をNPO仂でひきうけて開催しました。これは昨年度も仂に任せられ、2023年度は、参加型の「竹林整備」イベントとしておこないました。
2024年度は、ここ森の居場所の整備作業です!
参加型の作業として用意したのは以下の3つ。
①ツリーテラス作り
②伐採枝葉の整理整頓
③芋煮会の準備 a:具材の準備 b:薪の調達 c:かまど作り
上記プログラムについての解説👇
①について
ツリーテラス。私が「動植物と共存できる森の居場所の整備を目指そう、それにはまず人間がじーっと一日中静かに居心地よく森に溶け込みながら、その自然環境を生身で感じて思考につなげられるような施設がほしい」と感じ、地域で伐った木(地場産素材)を用いて、生きた樹木に組み込んだ平面(座る、寝そべるが出来る)を作り始めました。それの第一号となるものの仕上げ作業(床張り)への参加です。
②について
騒動記-2の中でも書いたように、今の里山には枯損などで折れて落ちてきそうなリスキーな木が点在しています。何よりもまず先に、それらを除去(伐倒)します。そして地面に下した”木のからだ”は居場所で活用するために、幹、枝、葉…部位毎に利用目的に合わせた仕分けをします。これって自然と調和を目指す上で欠かせないと思いますが、とても地味な縁の下作業です。
③について
森の居場所整備をしている地の地権者の方のお計らいで、里山を味わうイベントを開催してきました。<<キャラブキ作りイベント>>今回はこの方「小宮弘さん」が作ったヤツガシラをメイン食材とし、牛肉や他の野菜も一緒に煮込んだ「芋煮汁」を作りました。また、石と粘土で組み上げたかまどを用いました。
この研修会イベントで居場所整備やろう~!と決まってから、伐採・丸太搬送・現地製材・木工を合間合間で進めてきました。タイミングの合う同士で集まり、できることを分担したりしながら共同作業。
★伐採対象のヒノキ
3個体だが、枝分かれして10本以上となっている。木立の上下がお茶畑という状況、繊細な伐倒作業が求められます。
★チェンソーや丸鋸を用いた現場での自家製材
素材は上記の伐採ヒノキ。居場所広場までウィンチ動力機械と担ぎなどで搬送したあと、直径30cm以下のものは50ccクラスの中型チェンソーにてスライスして板に加工します。
それを丸鋸で裂いて、角材や板材を作り出しました。対候性を向上することを目的に、柿渋を塗布。
★手探りでのツリーテラス作り
居場所広場のへり、斜面に立つ2本のスギに設置することとし、地面からの高さを決め、テラス面の水平を維持しながら木工を進めました。素人木工、精緻さは甘く、工作精度は求められませんが、可能な限り知恵を絞りながら地道に組み上げていきました。
『里山ボランティア研修イベント』のようす
寄の大きな祭り「ロウバイまつり」が始まったばかり。ロウバイの香りただようロウバイ園のよこを歩いて、最後は山道を少したどって森の居場所へアプローチ。40分くらい。
火起こし、かまど作り(前もって作成してたものの仕上げ)。わらで作成した”泥塗り箒”。固まってた粘土に水分を与え、捏ねてかまどへ塗りつけました。
地主の方ご提供のヤツガシラを茹でて、牛肉、キノコ、ネギ、etc...でグツグツ。使った百人鍋は仲間から貸してもらいました。芋煮汁を堪能したら、残りを使ってカレーうどんで締めました!
伐採で出た枝葉の片付けと、もとから雑木林に落ちていた枯れ枝集め。これを2チーム分かれて分担し、”未来の薪(乾燥後戦力)”と”今使う薪(即戦力)”としてプールしました。
一方、テラスの床張り。2cm厚のヒノキ板を丸鋸で切り、釘打ちします。DIYが好きという4名のチームを結成し、あたってもらいました。
そして遂に、十分な強度をそなえたツリーテラス第一号が完成!
完成したツリーテラス。
支柱となる2本のスギの木が生えている地面は傾斜してるため、テラスのどの部分を使うかによって、テラス面と地面との比高(落差)が、テラスの平面を何に使うか?という”機能の違い”を生み出す、遊び要素あるツリーテラス。
どんなものかは是非現地に行って体感してみてください。
とても居心地の良いスペースなので、お茶したり休憩したり、テラスに寝そべって空を見上げてみたり…お好きにどうぞ。
イベント参加者たちと仂スタッフ、それに地主の小宮さん。
それと、愛犬スカイ。
森の居場所作り騒動記、また綴ります~
See you later,,,
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